好奇心を爆発させよう

白熱教室で有名なシーナ・アイエンガーさん著の『選択の科学』の感想 (めっちゃ面白い!)

こんばんは、けんぞう(@AfTqc)です。

久しぶりに紙の本を買いました、シーナ・アイエンガーさん著の『選択の科学』という本です。

『選択の科学』について少し

本書は"選択"という行動に的を絞り、数々の実験結果に基づきながら、

  • 選択が何に影響を受けるのか?
  • より良い選択をするためには?
  • そもそも選択という行為をすべきか?

を解き明かしていくという内容です。日々行っている小さな意思決定の隠れたカラクリや、どうすれば選択する力を養えるかについてヒントを得たい方にはお勧めです。特に根拠のない自己啓発本にちょっと飽きてきた人にはいいかもです。

この記事では、選択という行為の意味・必要性について触れたいと思います。

『自分で選択する』という行為はそもそも必要でしょうか? 選択という行為ができることは自由を意味しますが、日々の選択で集中力を消費するのも事実です。

『日々選択することに意志力を消耗するくらいなら、全て誰かが決めてくれた方が楽なんじゃないの?』と僕は思ってしまいます。

『選択する』という行為は人生において、どのような意味があるのでしょうか?

社長の寿命が長いワケ

実験例を取り上げて考えてみましょう。

ある実験では選択の自由度が低いほど(自分では決められないほど)ストレスを感じやすいということが分かっています。

マイケル・マーモット教授の実験では仕事の裁量が異なる公務員を調査した結果、最も裁量の小さい人が心臓病になる確率が最も裁量が大きい人の約3倍になることが分かっています。したがって企業において最も裁量が大きい社長は日々様々な選択を強いられていてストレス負荷が大きそうに見えて、実は自己決定権が強いため平均寿命が長いのです。

他の実験では老人ホームの入居者を2種類のグループに分け、片方には「選択権がないとイメージさせるルール」をもう片方には「選択権があるとイメージさせるルール」を設けて後に健康状態を測ったところ選択権なしグループでは70%の入居者の健康状態が悪化し、選択権ありグループでは90%の健康状態が改善されたという結果になっています。この際世話係の人たちがとった行動は実は同じだったにもかかわらずです。

つまり無力感に苛まれたり、過度のストレスを感じたりしないためには選択という行為は不可欠ということです。

日常の選択を取り戻そう

日常で考えてみると例えばマニュアル通りに動かないといけないバイト・仕事は、楽に稼げるように見えてお金と同時にストレスも蓄積されていくことになります。結局ストレス発散にお金が回ってしまうのであれば、賃金が安くても裁量の大きい仕事の方が効率が良いし幸福度は高まると思います。

両親や第三者に進路や仕事などの意思決定に介入されているる場合は、

  • 自分自身ので選択を放棄しないこと。
  • 一度話し合って、介入するのを止めてもらうよう説得すること。

の2点が重要です。僕も就活時に親の干渉によって自分の意志力がいかに弱っているかに気が付き、話し合いをしました。選択する力があるかどうかは、今後の人生においても非常に重要なポイントですので、人に選択を任せないことをお勧めします。

大切なのは自分で選択できるという認識を持つことです。大好きで始めたことも日々の繰り返しで退屈に感じてしまったりする場合には、場所・時間・順番など変化を加えてみて「自分でコントロールしてる感」を持つことが大切です。

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