好奇心を爆発させよう

論理的な思考を鍛えるなら細谷 功さんの『抽象と具体』を読むべき

就活のタイミングで、思考系の本をたくさん読みましたが『抽象と具体』という本は、今でもぼくの思考に生かされている一冊だと思います。


今回は『抽象と具体』について、書きます。

抽象と具体という本について

率直に言うと、本書の内容を完全に覚えているわけではありません。 というか、殆ど忘れてしまいました。

しかし、この本はぼくの思考の力に、より論理的な能力を加えてくれたという意味で、今でも爪痕を残していると言えます。

本書の中では、ひたすら抽象的ということと、具体的ということについて解説がされていたような気がします。

例えば、アジという魚の固有名詞と、魚という分類を比較すると、魚の方がより抽象的で、アジは具体的のような感じ。

抽象と具体が論理的思考にどう活かされるか?

この本がどう活かされたかというと、何かを説明したりする場面において、この『抽象と具体』という概念により気を遣うようになりました。

抽象と具体の思考ができない場合は、説明が分かりにくかったり、結局何が言いたいか分からないということになります。

例えば心理学の話で、

『人は目先の利益を高く見積もります』

と説明したとしましょう。

これだけでは、やや抽象的で『どういうこと?』となります。

これを抽象と具体の思考に基づいた論理展開ができると、

『人は目先の利益を高く見積もります』

『例えば、今すぐに2000円もらう or 3ヶ月後に5000円もらうという選択肢があると、人は前者を選ぶことが実験によって証明されています。』

このように聞かされると、聞いてる人はなるほどと感じやすくなります。

また、具体的な部分のみの説明だけでは、『だから、どういうこと?』という印象を相手に与えてしまいます。

『今すぐに2000円もらう or 3ヶ月後に5000円もらうという選択肢があると、人は前者を選ぶことが実験によって証明されています。』

という具体的な話だけを聞かされても、『あら、そうなの』程度で終わってしまって何がいいたのかがはっきりしません。

なので基本的には論理的に分かりやすい文章や説明は、

抽象→具体→抽象

という順で構成されていると思います。

抽象と具体の思考を身につける効果的な方法

一歩進んで、『抽象と具体』をより効果的に吸収する読み方をご紹介します。

ぼくがこの本を読んだのは、ちょうど就活の時だったので、本で得られた思考法をディスカッションで実践する機会に恵まれていました。

ディスカッションの場は、抽象と具体の思考を身につけるために非常に重要だったと思います。

なので、『抽象と具体』の効果的な読み方としては、読んだ後に誰かと話す機会を設けるということです。できれば、自分が何かを説明するというスタンスが理想的だと思います。

説明する際に、抽象→具体→抽象などと自分の今の説明がどちらに寄っているかを意識して説明すると、抽象と具体の思考はかなり身につきます。

ブログなどの文章で試してみるのもいいかもしれません。

お試しあれ!